スマートフォンの防水効果ってどこまでOK?

掲載日:2013年7月30日(火)

暑い日が続き、ゲリラ豪雨も多い今日ですが、日常不可欠となったスマートフォンはいつも肌身離さず。海やプールに行く時はもちろん、お風呂に持っていく強者もいるのでは?
そんな今では当たり前の防水スマホですが、過信は禁物です。

スマートフォンの防水規格にはいくつか種類があるのはご存知でしょうか?IPX5 IPX7 IPX8これらが主に基準となる規格の種類です。

IPX5  あらゆる方向からのノズルによる噴水流によっても有害な影響を及ぼしてはならないと規定。具体的には2.5~3m離れた位置から直径12.5mmのノズルを使って毎分12.5リットルの常温水をあらゆる方向に 約3分間当てても正常に機能する性能

IPX7 規定の圧力および時間で外郭を一時的に水中に沈めた時、有害な影響を生じる量の水の侵入があってはならないと規定。具体的に は常温水中、約1mに約30分間沈めても有害な影響が出ない性能

IPX8    IPX7よりも厳しい条件下に耐えうる性能であり各社により条件は異なります

大丈夫そうだと思っている方、これはあくまでも常温水、水道水においてのみ有効な性能です。つまり海水・プールの水・温水に対してはその効力が保証されたものではないのです。ある程度なら大丈夫なのでしょうが、防水キャップ、カバーなどパッキンにも気を配り、しっかり閉じることはもちろんですが、海水浴場などではスマホの防水を過信することなく使用することをおすすめします。

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